亜リン酸+カルシュウム液肥 ホスカル
手軽につかえる亜リン酸カルシウム
特長
ホスカルはリン酸とカルシウムに特化した液体肥料です。リン酸成分は亜リン酸のかたちで入っているため、一般的なリン酸肥料と比べて根や葉面から収されやすく、即効性があります。
またカルシウム成分は、拮抗するカリウムを含まないことで、効率的に供給することができます。液肥の中でも亜リン酸とカルシウムの組み合わせは非常に珍しく、植物に強い窒素中断(わい化)や石灰欠対策に有効です。
効果としては他にも株張り、分けつ、着花(着果)品質の向上、細胞壁(組織)の硬化促進などがあげられます。
ホストップが植物の生育ステージの前半型の肥料なのに対し、ホスカルは後半型として使用することを想定しています。
規格
<容量>500ml(600g)、1L(1.2kg)、10L(12.0kg)
<pH>1.5
<肥料成分>N:2 P:15 K:0 Ca:5
使用方法
灌水チューブ、葉面散布のどちらでも施用が可能です。
7~10日間隔で1~3回施用します。
基準濃度は1000倍希釈です(容量換算)。ただし高温時は注意が必要です。
(500Lタンクの場合、500mlが1本で1000倍希釈)
使用上の注意
酸性のため石灰、アルカリ系資材/薬品(石灰硫黄剤、銅剤)との混用は避けてください。
生育停滞の原因になりますので、生育初期に高濃度での散布は控えてください。
高温時に高濃度でかけると、葉に障害が出る可能性がありますのでご注意ください。
保存期間中に変色や結晶化を避けるために暗所で保管ください。
パンジーの事例
ホスカルを1000倍で灌注することで徒長を軽減することができました。